おひとりさまの終活@〜「おひとり様の終活」とはなんぞや〜
超高齢化社会日本
令和2年(2020年)現在、日本は超高齢者社会と言われるようになりました。
超高齢者社会とは65歳以上の人口の比率が全人口の21%以上を占める社会をいいます。
日本は2007年に超高齢者社会に突入しました。
また予想では2025年には65歳以上の方が総人口に占める割合が30%、2060年には40%になるのではないかと言われております。
生涯未婚率の上昇
また生涯未婚率※も年々、増加しております。
生涯未婚率は1980年は男性3%弱、女性5%弱でありました。
2015年は24%弱、女性14%と増加しております。
生涯未婚率とは・・50歳に達するまでに結婚したことのない人の比率を言います。50歳で未婚の方は結婚する意思がないという一応の仮定の上での指標であり厳密かつ正確な数字ではありません。
「おひとりさま」とは
「超高齢者社会」と「生涯未婚率の上昇」により高齢で単身者の方を昔より見かけることが多くなりました。
また最近は親、子、孫の三世代が同居する割合も減少しています。
最近、テレビ、雑誌などで「おひとり様の終活」についての特集をしているものが増えてきました。
「おひとりさま」の定義については色々あるかと思いますが、当コラムでは
・65歳以上の高齢者
・これまでずっと単身者であった方又は配偶者に先立たれたり離婚された方
・子供及び親族がいない又は遠方に住んでいる又は疎遠になっている方
と定義させて頂きます。
当コラムでは「おひとりさまの終活」に法律専門職の司法書士としてお手伝いできることについて説明していきたいと思います。